酒乱の血?(笑)
今読んでる澤田瑞穂『中国史談集』にあった三国ネタを一つ!!
話の出典は不明なのですが、孫権の三男・孫和の話です。
孫和は、夫人の鄧氏を寵愛していた(←と書いてあるけれど、正史を見るとそういう夫人はいません)。
で、あるとき孫和が酔っ払って、手に持っていた如意(…孫の手の先っぽが雲の形をしたようなものを想像していただければ…笑)を振り回してうっかり鄧氏の頬をしたたかぶってしまい(ヒドイ)、鄧氏の頬から血が出て止まらなくなった。
その後血は止まったけれど、ぶたれた跡は残ってしまい、孫和はそれを消すための薬を求めて云々…(後略)。
あ、あの酔っ払いぶり…親譲りだ(爆笑)! と、この節を読んで妙に感動してしまいました。
*この話の出典は、晋の王嘉という人が書いた『拾遺記』のようです
(2006.09.18)
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