こっちの親子の脳内設定

 先日、うちの士匄とししょーさんの関係性を出力しておきたいなーなんてぼやいてたのですが、出力したでござる。士会士燮親子であれば「相思相愛」の一言でまあ片付きますが(エッ)、士燮士匄親子の方は一筋縄ではいかないかなー。

ということで、拙宅の士燮士匄親子の設定です。



ししょーさん的には、息子の才覚は正直すごいと思ってる(法については自分を凌駕してると思ってる…士会と士匄は法に関わってる記述が『左伝』にあるけど、士燮にはないので、そんな設定)。でも、すごいからこそ危ないとも思ってる。触れれば切れる鋭利な刃が常に抜き身になってるような危うさ。基本的には鞘に入れておいて、必要な時に抜いてほしい。

だから、士匄がいらんときに才をひけらかすとキレる。イラっとしてキレる感じじゃなくて、危ないからやめろとキレる感じ? 上位者には譲り、目上を敬う謙虚さを持つよう、父(士会)から言われてきたので、自分は勿論それを律儀に守るし、我が子にも守ってほしいと思っている。それが、范氏(士匄を含む)を守る道だと考えている。


一方士匄くんはというと、父のことは尊敬してる。けど、その生きざまは好きじゃない。為政者として理想的な生きざまだとは思うが、祖父(士会)の思想にからめとられた生き方なんじゃないかと思ってる(士会が縛ってるというより、士燮が縛られに行ってる)。そこが好きになれない。自分は自分の考えにのっとってやりたい…と考えているのが士匄。

父が自分に何を望んでいるかはわかってるし、それが自分を思ってのことだということもわかってる(でも、士燮が士匄一人というよりは范氏全体を考えてることも察していてちょっとモヤッとするところもある)。でも自分は父に縛られたくない。父の考える通り、むやみに才を顕示すれば他人がどう思うか分からない。だとしても、この才は自分が努力に努力を重ねて磨いた才なのだから、それを示すのは悪くないと思ってる。努力の成果を出すだけ。自分に嫉妬するような奴がいれば、自分に負けないくらいの努力をすればいいだけ、と思う。もし他人から憎まれたとしても、それは自分の才覚で跳ね返せばいい、くらいに思っている。憎しみを買ったとしても、それに対処する自信はある。

…だから、父にも祖父にも似つかないトンデモなことをしでかしたりする;


…と、そんなところでしょうか。互いに認めてはいるんですが、屈折がある感じ。士匄が執政になった後の暴挙の数々を考えると、そんなイメージです。

でも、執政になる前は士燮のような気風があるので、卿になったばかりの頃はまだ父の考えに従おうという気持ちがあったのかもしれない。が、地位が上がるにつれて士匄の考えが強くなり、執政になったらもう好き放題…という感じになるのかなと思います。

…まあ、初登場の鄢陵の戦いの時に既に出しゃばって士燮にキレられて戈で追っ払われてるので(笑)、最初から謙虚一辺倒ではないんだろうなと思います。


以前も語ったことがある気がしますが、士燮と士匄の顔の描き分けは一切してないです。髪型はちょっと違うんですが顔の中身は全く同じ。なので、見た目はかなり似てます。士匄は父と似てると言われるのが嫌なので、父が普段しないような表情、つまり笑顔でいることが多いです。…もともと他のキャラも描き分けがあまりできてないやん?というのは言わない約束で…(コラ)。



…最近絵を描くときは最後にいつも何かしらのグラデーションマップをソフトライトで乗せないと落ち着かなくなってきてしまった; 仕上げの統一感を出すのにグラデマップが便利すぎる…乗せるだけでオサレ感が半端ない…。

クリスタをお持ちの方には、「クラシックグラデーション」「天国グラデ」というグラデマップがおススメです! よく使ってます。

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