最近描いた絵とラフとか

 最近ガチンコで描くぞーと思って絵を描くときは、ラフ(下書き)に時間をかけるようになりました。

今までは「下書き」はある程度適当で、ペン入れでしっかり描き込めばいいかなーと思ってたのですが、そうすると線画や着色の段階で「なんか気に入らんな…」と思う箇所がけっこう出てきてしまうのです。気合があれば直すし、なければそのまま…(汗)。

特に最近ジョジョ絵を描いてて、身体をひねったりコントラポスト(?)を意識したりすると、細かいパーツを微調整するだけでだいぶ印象が変わることに気づきまして…以降ラフの段階で、気になるパーツを選択して移動・拡大縮小・変形するようになったのです。ラフの段階でうんうん唸るようになってからは、ラフさえ決まればペン入れはサクッと終わるし、その後の修正もあまりしなくて済むようになりました。ラフすげえ。

画力のある人ならばラフが適当でも適切な線を引けると思うのですが、自分はそうではないので、ラフの時点でこねくり回すのである…。

ということで(?)、自分のメモがてら、最近がんばって描いた絵とそのラフを並べてみます。



特に花京院の腕のあたりに白い線がたくさん入ってますが、これは部分選択→移動や拡大縮小を繰り返した形跡ですね…(本の持たせ方が分からんくてめっさ苦戦した;)。


もう一枚~こっちは線画もありまする。




ペン入れしたとこで表情に少し違和感があって、ラフから口を変えてます。右腕の袖口の形も、後ろのスタンドとかぶらんように変形。アヴさん線画は、左腕、耳飾り、全身とレイヤーを3枚使ってます。最近会得したマスクも活用。さすがに色合いをどぎつくしすぎたかな…炎を目立たせたかったんや…。着色のセンスがなさすぎて涙目。

でもポーズは苦戦した甲斐あってだいぶ気に入ってます。ラフで3~4時間かかった(汗)。数か月前の自分では描けなかった。きんにくも少しはそれっぽくなってきたかな…『キャラクターの描き方 アナトミーベースのキャラクターデザイン』という本とかを見て、少しは分かってきた気がする(気がするだけ)。

ラフに使うブラシは「主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ」(DL)がだいすき。最近はこれしか使ってないです。いい感じの線の濃さもあるんですが、透明色を選択して消したいところをなぞると、いい感じに元の線を薄くして消してくれるので、どう線を修正すればいいのかが分かりやすいのが最高。ラフをゴリゴリして修正しまくる自分にはうってつけのブラシです。

なお線画は、元から入ってるGペン。線に強めの抑揚を出したいときは「Beg1nn pen」(DL)というのを使ってます。細かいところはGペン、服などざっくり大雑把に描けるところはBeg1nn pen、という感じで使い分け。だいたいこの2種類でOK。着色時はメインブラシが5種類くらい、その他いっぱい使います。


そんなこんなで、最近おえかきエンジョイ中でございます。ジョジョ界隈はメジャーもメジャーな大ジャンルで絵も漫画もめっさうまい方が多くて、自分がいくら頑張っても全然及ばねえぜ(汗)!と凹むこと屡々ですが、ポーズとか考えながら好きなキャラたちを描くのが楽しいから描いちゃうんですよね…。

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