東北⑦ 中尊寺
●中尊寺
いよいよ来ました関山中尊寺…!
ここから長い坂を上がっていきます。途中、弁慶堂など複数のお堂もあります。まず目指すは本堂です。
正面の門が修理中で(…)こちらの裏門から入ります。
こちらが本堂です。靴を脱いで正面の階段を上がり、ご本尊に近いところで拝めます。
本堂から少し上り、讃衡蔵で参拝券を買い、写真でさんざん見てきた金色堂をいよいよ自分の目で拝みます…。
鞘堂の中は撮影不可なので、内部の写真はなしです。藤原三代が眠る金色堂を生で見られて本当によかった…。金や螺鈿の輝きがすごくて、まさに「光堂」と称するに相応しい…。ループで流れている説明音声を聞きながら金色堂を拝みました。出口を出てすぐのところに、「五月雨の降り残してや光堂」の芭蕉の句碑もありました。
こちらは経蔵。『奥の細道』に「経堂は三将の像を残し…」とあるソレです。こちらに収められていた本尊や宝物は、今は讃衡蔵に移されているとのことです。
こちらは旧覆堂(かつて金色堂を覆っていた建物)。新たな鞘堂が造られたのを機に、こちらに移築されたそうです。芭蕉はこちらの建物の中の金色堂を見たようです。そのためか芭蕉の像も旧覆堂のそばに立てられています。
白山神社の能楽堂なども見て、金色堂入口まで戻り、讃衡蔵に入ります。中尊寺の宝物がこちらに集められています。
金色堂と共通の拝観券で入れます。一見の価値ありの宝物が盛りだくさんです。金字宝塔曼荼羅は直に見ると本当に圧倒される…遠目から見ると何重かの塔の絵に見えるんですが、その線をよく見ると全て金文字(経文かな…)で書かれていて、もはや狂気すら感じる凄みがある…。秀衡の遺体が身に着けていた衣とか、泰衡の首桶とか(「複製」と書いてなかった気がする…)金色堂にあった品々も展示されていました。
讃衡蔵の出口のここは記念写真が撮れます。
中尊寺の主要な堂は見て回ることができました。満足です。中尊寺内の各お堂では、それぞれ御朱印もいただけるようです。自分は本堂・金色堂・讃衡蔵でいただきました(三カ所とも参拝前に御朱印帳を預ける方式で、直に書いていただけます)。
オフシーズンのためか、寺内の大きめの土産屋が閉まっていて、目星をつけていた土産がゲットできなかったのが少々心残りではあります…中尊寺出入り口の土産屋で岩手土産など買いました。
長年の願いだった中尊寺参拝が叶って満足です。
●はっと汁
この後は歩いて毛越寺に行くのですが、時間に少し余裕があり、また小腹が空いてきたこともあって、中尊寺に行く前にお餅を食べたお店に再度寄ります(ちょうど途中にある)。メニューを見ていて気になった品があり、これも食べてみたいな…という心残りが捨てきれなくて…(笑)。
郷土料理のはっと汁です。すいとんみたいな感じかと思いますが、すいとんよりもちもち感があっておいしかったです。
お会計をする時に、店員さんに「午前にお餅を召し上がっていた…」と言われて、なんだかハズカシかったです(笑)。「はい、覚えていただいててありがとうございます…」とテレテレしながら答えました(コミュ障)。人の顔をなかなか覚えられない自分からすると、接客業の方のこういうスキルはホントにすげいと思います…。
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