趙武が欒書に挨拶回りしたときのmousou

インフルさんにやられていたりして(…)久々になりました。インフルきついです(切実)。熱は四日も続くし、熱が下がったと思えば嗅覚が数日間消滅するし…(今は大丈夫)。罹患から二週間ほど経ってもまだ風邪症状が治らない…。。。


さて、趙武の挨拶回り@『国語』ネタをもう一つ。今度のお相手は欒書様。


『国語』で趙朔に触れてるのがこの欒書のセリフだけなのですが、趙武に対する期待や願いとともに、趙朔に対する哀惜の気持ちがこもってるといいなー…という妄想絵です。邲の戦いの頃、趙朔が下軍の将、欒書が下軍の佐で、二人でコンビを組んでたんですよね…欒書様がそれをずっと心に留めててくれるといいな…。

「華則栄矣…」が趙朔のことを指しているかは定かではないのですが(『国語』の注を見てみても、これは趙朔のことを言ってる的なことは書いてない)、なんか趙朔のことを言ってるように読めてしまってならないんですよね…。

『左伝』『国語』では、趙朔はいつ頃どうして亡くなったのかは全く分からないのですが、趙荘姫(趙朔妻)が幼い趙武を伴って宮中(実家)に戻ってるあたりからすれば、趙武が生まれてそれほど経たずに亡くなっているであろうことは想像できるんですよね…。

なので、「華則栄矣、実之不知」という言葉に、これといった功を立てることもできずに没した趙朔に対する哀惜が籠ってるように感じてしまって…。欒書様は趙同・趙括を讒言して二人を間接的に誅殺させるに至ってる(…)んですが、それは趙氏全体を滅ぼしたい訳ではなくて、趙朔の血を引く趙武以外はいなくてもいい、くらいの気持ちだったのでは?と思ったりする(趙同趙括は邲の戦いで欒書の神経を逆なでしてるし、欒書がキレる理由はある…)。欒書様には、趙武の味方でありたいと思っててほしい。


…欒書様はですね! 趙同趙括や郤至を讒言して間接的に誅殺させてみたり、厲公を弑してみたりという闇深(すぎる)なところもあるんですけど! 清貧だったり趙朔のことを忘れないでいてくれたり、厲公を弑した後に名君の悼公を迎えて間接的に晋の中興を実現したりというステキなとこもあってですね! …たまらんです。


拙宅趙武と趙朔は、顔の中がほぼ同じで、すごく似てる(趙武は公式設定でふつくしいので、軽く下まつげはつけてる。髪型もちょっと複雑め)。成人の挨拶で欒書が趙武を見た時に、趙武に趙朔の姿を重ねてほしくて…(激しい妄想)。で、かなり似せてます。

趙武はたぶん父(趙朔)のことをほぼ知らないのですが、本人は知らないうちに趙朔にどんどん似ていくのが個人的な希望…。見た目もそうだし、ほんわか天然な性格も…。


この親子以外で敢えて似せてるのは、士燮と士匄ですね…顔の中は同じだし、髪型もかなり近い。士匄は父に見た目が似てるのをよく自覚してるんですが、拙宅士匄は士燮のことを好きでないので、似てると言われるのを嫌がって、敢えて父とは違う表情をするよう努めている。そして、父と違うことをしようとして、最後にあんだけ道を踏み外したりする…。

…何なら、性格面で言えば、士匄よりも趙武の方が士燮に似てるといえなくもない…。

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