東北④ 榴ヶ岡

 本塩釜からまた仙石線に乗って仙台方面へ。


●多賀城スルー(…)

途中の多賀城駅は、沖の石・末の松山という歌枕の最寄り駅。「我が袖は潮干に見えぬ沖の石の…」「契りきな…末の松山波こさじとは」と、百人一首でもおなじみのあの地です。芭蕉も訪問していたと『奥の細道』にありました。

寄ってみようかな…と考えてはいたものの、貧弱貧弱ゥな自分の脚(翌日の訪問地が今回の旅のメインなので、支障が出ると大変困る;)、仙石線の本数がそこまで多くないこと、この後寄りたいところがある…という点を考慮してスルーしてしまいますた(おい)。

なお、東北本線の国府多賀城駅の方は、「壺の碑(つぼのいしぶみ)」にけっこう近いです。「壺の碑」は有名な歌枕であり、芭蕉もこれに感動して落涙したと『奥の細道』にあります。


●榴岡天満宮

仙台の一つ手前の駅、榴(つつじ)ヶ岡駅で下車します。近くにある榴岡天満宮は、『奥の細道』に「薬師堂、天神の御社など拝みて…」とある「天神」に当たるそうです。

住宅地の中に鎮座しています。

手水舎があひるまみれでかわよい☺ そして本殿の写真を撮り忘れる失態(汗)。参拝した後は御朱印をいただきます。御朱印を預けると…

こんな感じの札を預かります(他の寺社で預かる番号札と同じ役割のソレ)。オサレだ…! 「鬼灯の札でお待ちの方…」などと呼んでいただけます。オサレ。御朱印は見開きでいただけます。御朱印もオサレなので、御朱印帳をお持ちの方は是非。

天満宮ということで、梅の花も大変きれいで和みます。しかし、写真を撮ってたら境内を車が通過してびっくりしました(通路として使われている様子)。あと何故かLUUPが境内にありました。田舎っぺなので初めて現物を見ました。

『奥の細道』で芭蕉が訪れていたもう一つの場所・薬師堂は、仙台駅から地下鉄に乗り換えて訪問することができます…が、時刻が夕方近くだったこともあり、こちらは行かずじまいでした。電車に乗るより歩いた方が早かったので、歩いて花京院(地名)のホテルに戻りました。…結局だいぶ歩いてるなあ;


翌日は、今回の旅のメイン、平泉に行きます!!!!!

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