東北⑧ 毛越寺
●金鶏山(?)
歩いて毛越寺に向かう途中、「金鶏山入口」という看板が…。
この道を上がっていけば金鶏山に行けるようです。木の茂ったあたりがそうなんでしょうか…それともその奥の方に山があるのだろうか…結局金鶏山はどれなのかよく分からずじまいになってしまった;
●観自在王院跡
藤原基衡の妻が建立した寺院の跡らしいです。16世紀に焼失して水田になっていたそうですが、遺構が整備されています。写真は(茂みで見えづらいですが)池が写ってます。
写真にベンチが写っているように、公園といった雰囲気があります。小学生が遊んでました。
●毛越寺(もうつうじ)
観自在王院跡のすぐ隣。中尊寺と同じく、円仁が開基したというお寺です。
御朱印帳を受付でお預けして、浄土庭園の周りを時計回りに歩いていきます。
本堂です。ご本尊の薬師如来の像が安置されているそうです。
開山堂。毛越寺を開いた慈覚大師・円仁を祀っているそうです。
お堂の跡や鐘楼の跡などもいくつもあります。礎石が残っているところが多いです。というか、鐘楼あたりの礎石がかなり大きくて、「腰掛用の石か…?」と思って腰掛けそうになって危なかった;(複数の石が直線に並んでいるのが視界に入り、やっと「礎石や…」と気づいた)
鐘楼跡から池をはさんで宝物庫・本堂方面を見た景色。木々の写り込んだ池の色がきれい…。
遣水。水を引いて曲水の宴をやったりもするそうです。木立の奥の建物は常行堂。ご本尊は宝冠阿弥陀如来、奥殿に摩多羅神をまつっているそうです。
毛越寺といえば、でよく見る、立石のある風景。のんびり池を一周しましたが、どこから見てもいい景色で目の保養になりました。浄土庭園を満喫できました。
受付で御朱印帳を受け取り、御守や延命茶などを手に入れて帰途につきます。帰りも東北本線を乗り継いで、のんびり仙台に戻りました。
今日も今日とて寒かったのですが、天気に恵まれてよかったです。歩き回ったので足もくたびれましたが、ずっと行きたかった平泉に行くことができて、本当に満足の一日でした。
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