東北② 松島

2日目です。普通に観光します。旅行の前、東北に行ったらどこを見ようかなーと迷って何となく『奥の細道』を読んで、芭蕉が行ったところを追っかけてみても面白いかも…などと思いつき、2・3日目は芭蕉が訪ねたところを見ていく計画です。 ●瑞巌寺 仙石線で松島海岸駅に出て、芭蕉も詣でた瑞巌寺まで歩いていきます。 ↑国宝の庫裡です。庫裏から中に入り、本堂(国宝)も回れます(堂内撮影不可のため写真なし)。障子絵、梁の彫刻などが圧巻なのです。床は歩くとキュッキュと音がして、これがまたよい。静謐なお寺の雰囲気ってええのう…。 ↓中門(重文)から見た本堂。庭の白砂、向かって右の紅梅、左の白梅も素敵…。 庫裡を出てすぐのトイレは板張りでめっさキレイです。震災の後に伐採するしかなかった境内の木材を使ってる…というような説明が個室に貼ってありました。宝物館(青龍殿)も見て回るとよいです。ここで瑞巌寺の絵葉書を買いました。 ●雄島 百人一首の「見せばやな雄島のあまの袖だにも…」のあの雄島であり、芭蕉が塩釜から船で辿り着いた雄島です。人は少なめですが、とってもよかった…! まさに絶景だぁ…。 朱塗りの渡月橋を渡って雄島に上陸できます。雄島から眺める松島の景色もまた佳い…。 島には芭蕉関連の碑や、ここに住んでいた僧たちにまつわる史跡もあります。島の南端の頼賢の碑(重文)とかが有名なのかな…。 雄島の出入り口あたりに浜焼きのお店があり、小腹が空いていたのでこちらでイカ焼きをいただきます。こちらの店主さんと奥さん(?)のキャラがめっさ和みます。 できたてほやほやで肉厚でうんまいです。醤油で味付けしてありますがマヨをつけてもうんまいです。海なし県民なのでこういうのにめっさ惹かれます。…バカ舌なので気の利いたことが言えず申し訳ない; こちらのお店、車通りが少ないところにあるので… うんまいのを狙うすずめが群れててかわよかったです。癒されタイムでした。