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4月, 2025の投稿を表示しています

百均すげい

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 東方のグッズが百均で売ってると今更知って、近場のセ〇アに行ってきたでござる。かーなーりいろんな種類が出てるっぽいのですが、自分はA5クリアファイルとステッカー狙いで。かさばらないものが好き。 クリアファイルはたんまりあったので5枚購入。ステッカーは探したものの見つからなかった…。キャラグッズのコーナーにへばりつくのは恥ずかしくて普段やらんのですが、今回は背に腹は代えられぬ…。 これが1枚100円(税抜)は破格過ぎる…。紫を描いてらっしゃるイラストレーターさんが好きで、支部でこっそりフォローしてるんや…引きこもりの自分が居ても立ってもいられず休日に買い物に出たのはこれが要因なのです。この方のクリアファイルが引けてとても嬉しい。その他のイラストもどれもかわよい…。同人グッズのお店じゃなくて、百均でお手軽にこんなグッズが買えるなんて最高すぎる…。 …という満足感を放出したくて、つい日記を書いてしまいますた。おわり。

山だぁ

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 山に行ってきましたー太ももの表のあたりとかふくらはぎとか上腕三頭筋とかの筋肉痛がヒドイ(涙)。腕の痛みはポールをついてたせいですね…いまだに正しい歩き方とか正しいポールのつきかたがよく分かってない(汗)。 ウン百名山みたいな山ではないのですが、職場の方から「カタクリの群生があったから一緒に見に行こう~」と誘っていただいて、近場の春山に行ってきました。 基本ひきこもりなのですが、前の職場の同僚のおじさまにモン〇ルに連行されて初心者用山グッズを購入したので、山行の最低限の装備は持っているのである…。 町からも近い地元の山なのですが、最初からけっこうな急登だったり岩場があったりで(自分的には)なかなかハードでした(汗)。以前登った二百名山より急だった…。カタクリの群生も頂上付近だというのでそこまでなんとか頑張りました(>_<)。 なんとか辿り着きました。写真がヘタクソすぎるのですが(汗)、カタクリがいっぱいなのが分かるでしょうか…山頂まではいきませんでしたが、自分的な目的を達することができてよかったです。山に行くのも1年以上ぶりで、体力があまりになかったのでここまで来られないかも…と思っていた; ケガなく戻れただけで御の字。しかし、時々出くわしたトレランの人たちの体力がバケモノすぎる; 久々なのでたいして歩けず、山行は4キロ程度。でもけっこうしんどかったです(>_<)。平地の4キロもなかなか歩かないので、山の4キロは頑張ったと思う…。熊さんとも遭わなくてよかったです。疲れたけど春山はいいですね…新緑の鮮やかな緑や、山桜とかの花がきれいでした。 こんな感じの白くてふわふわした感じの花がけっこうありました。アオダモというやつではないかと思いますが分からぬ…。 今の職場は、ひきこもりな自分をいろんなとこに誘ってくださる方がいる…飲み会はもちろん(笑)山とかバスケの試合とか。仕事を始めてからこんなことはなかなかなかったので、ありがたいです。自分の知らない世界をいろいろ見せていただけている。 話は変わりますが、今年は早めに車のタイヤを替えられました。去年はなかなか予約が取れなくて5月下旬くらいまでスタッドレスを履いてた気がする(汗)。今の車を買って6年半くらい経つのですが、さすがにバッテリーが危ないということで、初のバッテリーチェンジしました。アク...

東北⑨ 仙台

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 東北旅行も最終日です。 最終日は昼まで仙台周遊。るーぷるで青葉城や大崎八幡宮を回って…と考えたりもしましたが、春とは思えない寒さの上にあいにくの雨、ここ三日間歩き回って足がだいぶ棒…ということもあり、るーぷるでの周遊は諦めました…。るーぷる周遊は以前2回したことがあるし、この足で青葉城の坂や大崎八幡宮の階段は致命傷になる…(貧弱)。 今回は、仙台で行ったことがない場所に行くのです…ジョジョを履修したからこそ行くべき場所に…!ということで、花京院(地名)のホテルをチェックアウトしてむかでやさんに歩いて行きますです!(わりと距離が近いので歩く…) 途中、4部で承太郎が宿泊したホテルのモデルだというホテルの前を通過したので記念撮影。 立派なホテルです。…たまたま通りかかった目の前の車が気になって仕方がない…。 ●むかでやさん 履物屋さんなのですが、小洒落た和雑貨も多く、見ていて楽しいです。お香や巾着や小銭袋の類、かわいいマグカップなど。陳列もオシャレで、じっくり眺めてしまいますた。むかでやさんオリジナルグッズの棚のあたりに、仗助億泰と一緒に院のぬいぐるみがぶら下がっていてなんか和みました。 店に入った時は自分一人だけだったのですが、その後カップル一組と、常連っぽいマダムが入ってきました。マダムの方は草履の鼻緒をお求めのようで、店主さんとお話してらっさいました。カップルは小物購入の上、それぞれ例の領収書を貰っていました。先達がいたおかげで、コミュ障の自分もがんばってお願いできる…! 会計時、奥さんらしい方に「例の領収書を…」とお願いしたら、慣れた雰囲気で快くさらさらと書いてくださいました…ありがとうございます!! 4部はアニメを一周しただけで詳しくないので、ニワカすぎる自分がいただいてもいいのかという罪悪感はあるものの、仙台に来たからにはもらうしかない…(>_<)! ボタンつけ代にしてはとんでもない額になってしまったのですが…。 購入したのはオリジナルのバッグと筆箱。クリアファイルは開業90周年記念のもので、3000円以上の購入でいただける数量限定のものです。奥さんがその由説明して、グッズと一緒に袋に入れてくださいました。 仕事に持っていっている手提げの持ち手部分が少々ほつれてきていたので、マチもあって使い勝手がよさそうなバッグは普通に欲しかったし、い...

東北⑧ 毛越寺

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 ●金鶏山(?) 歩いて毛越寺に向かう途中、「金鶏山入口」という看板が…。 この道を上がっていけば金鶏山に行けるようです。木の茂ったあたりがそうなんでしょうか…それともその奥の方に山があるのだろうか…結局金鶏山はどれなのかよく分からずじまいになってしまった; ●観自在王院跡 藤原基衡の妻が建立した寺院の跡らしいです。16世紀に焼失して水田になっていたそうですが、遺構が整備されています。写真は(茂みで見えづらいですが)池が写ってます。 写真にベンチが写っているように、公園といった雰囲気があります。小学生が遊んでました。 ●毛越寺(もうつうじ) 観自在王院跡のすぐ隣。中尊寺と同じく、円仁が開基したというお寺です。 御朱印帳を受付でお預けして、浄土庭園の周りを時計回りに歩いていきます。 本堂です。ご本尊の薬師如来の像が安置されているそうです。 開山堂。毛越寺を開いた慈覚大師・円仁を祀っているそうです。 お堂の跡や鐘楼の跡などもいくつもあります。礎石が残っているところが多いです。というか、鐘楼あたりの礎石がかなり大きくて、「腰掛用の石か…?」と思って腰掛けそうになって危なかった;(複数の石が直線に並んでいるのが視界に入り、やっと「礎石や…」と気づいた) 鐘楼跡から池をはさんで宝物庫・本堂方面を見た景色。木々の写り込んだ池の色がきれい…。 遣水。水を引いて曲水の宴をやったりもするそうです。木立の奥の建物は常行堂。ご本尊は宝冠阿弥陀如来、奥殿に摩多羅神をまつっているそうです。 毛越寺といえば、でよく見る、立石のある風景。のんびり池を一周しましたが、どこから見てもいい景色で目の保養になりました。浄土庭園を満喫できました。 受付で御朱印帳を受け取り、御守や延命茶などを手に入れて帰途につきます。帰りも東北本線を乗り継いで、のんびり仙台に戻りました。 今日も今日とて寒かったのですが、天気に恵まれてよかったです。歩き回ったので足もくたびれましたが、ずっと行きたかった平泉に行くことができて、本当に満足の一日でした。

東北⑦ 中尊寺

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 ●中尊寺 いよいよ来ました関山中尊寺…! ここから長い坂を上がっていきます。途中、弁慶堂など複数のお堂もあります。まず目指すは本堂です。 正面の門が修理中で(…)こちらの裏門から入ります。 こちらが本堂です。靴を脱いで正面の階段を上がり、ご本尊に近いところで拝めます。 本堂から少し上り、讃衡蔵で参拝券を買い、写真でさんざん見てきた金色堂をいよいよ自分の目で拝みます…。 鞘堂の中は撮影不可なので、内部の写真はなしです。藤原三代が眠る金色堂を生で見られて本当によかった…。金や螺鈿の輝きがすごくて、まさに「光堂」と称するに相応しい…。ループで流れている説明音声を聞きながら金色堂を拝みました。出口を出てすぐのところに、「五月雨の降り残してや光堂」の芭蕉の句碑もありました。 こちらは経蔵。『奥の細道』に「経堂は三将の像を残し…」とあるソレです。こちらに収められていた本尊や宝物は、今は讃衡蔵に移されているとのことです。 こちらは旧覆堂(かつて金色堂を覆っていた建物)。新たな鞘堂が造られたのを機に、こちらに移築されたそうです。芭蕉はこちらの建物の中の金色堂を見たようです。そのためか芭蕉の像も旧覆堂のそばに立てられています。 白山神社の能楽堂なども見て、金色堂入口まで戻り、讃衡蔵に入ります。中尊寺の宝物がこちらに集められています。 金色堂と共通の拝観券で入れます。一見の価値ありの宝物が盛りだくさんです。金字宝塔曼荼羅は直に見ると本当に圧倒される…遠目から見ると何重かの塔の絵に見えるんですが、その線をよく見ると全て金文字(経文かな…)で書かれていて、もはや狂気すら感じる凄みがある…。秀衡の遺体が身に着けていた衣とか、泰衡の首桶とか(「複製」と書いてなかった気がする…)金色堂にあった品々も展示されていました。 讃衡蔵の出口のここは記念写真が撮れます。 中尊寺の主要な堂は見て回ることができました。満足です。中尊寺内の各お堂では、それぞれ御朱印もいただけるようです。自分は本堂・金色堂・讃衡蔵でいただきました(三カ所とも参拝前に御朱印帳を預ける方式で、直に書いていただけます)。 オフシーズンのためか、寺内の大きめの土産屋が閉まっていて、目星をつけていた土産がゲットできなかったのが少々心残りではあります…中尊寺出入り口の土産屋で岩手土産など買いました。 長年の願いだった中尊寺参拝が叶...

東北⑥ 高館

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 無量光院跡から道を北上していきます。 どうでもええのですが、途中で左手に見えてくる公衆トイレが大変キレイで、訪問者ノートみたいなのもあって面白かったです。旅先では、行ける時にトイレに行くことが大事だと思っている…(何)。 ●高館 文字通り小高いところにあります。 こちらの階段を上がり、まず右手へ。こちらには、芭蕉のかの有名な句碑があります。 「まづ高館にのぼれば、北上川 南部より流るる大河なり。…さても義臣すぐつてこの城にこもり、功名一時の叢となる。『国破れて山河あり、城春にして草青みたり』と笠うち敷きて、時のうつるまで泪を落としはべりぬ。」 「夏草や つはものどもが 夢の跡」 芭蕉もこの景色を見ながら、かの句を詠んだのか…と思うと、風情を解しない自分でも、なんだかしみじみとした気持ちになります。奥に見える山は束稲山というっぽいです。 ↓高館からの展望はこんな感じです。北上川が本当に目の前。 そして、句碑から反対方向に向かい、階段を上がると… 左が高館義経堂で、中には義経の像が安置されています。右側の石塔は、義経の供養塔です。ついに拝むことができました。しばらくここから北上川を眺めてボケーっとしていました。ボケーっとしてるだけだけど、ここに身を置いているという実感が伴うだけで、それがなんともいえずよいのです。人もほとんどおらず、一人でこの地を独占しているような感覚もあり、この上ない贅沢をしている気持ちになります。 義経堂の前にオリジナルのおみくじがあったので引いてみました。吉でした。お言葉みたいなところに、要約すると「進むべき道筋を知るには『火』と『典』が一番いいよ!」的なことが書いてあり、「つまりはアヴと典明に従えということか…最高やん…」と思ってしまった(消せない煩悩)。おみくじには7センチくらいの小さな護身刀がついてます。小さいですがずっしり感があります。 参拝を終えたので、入口で御朱印をいただきました。書き置きですが、その場で日付を入れていただけます。毛越寺の袋に入れていただいたので、義経堂は毛越寺の管下ってことなのかな? 御朱印を神社用とお寺用のどちらに貼るべきか悩みましたが、神社用の方に貼っておきました。御朱印に梵字(種字)っぽいのがあったので本当に迷う…。 ●おもち 高館から中尊寺に向かう途中に気になるお店があったので、腹ごしらえに向かいます...

東北⑤ 伽羅之御所・柳之御所・無量光院跡

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 三日目は、ずっと訪問したかった平泉へ。自分が歴史好きになったのは、小学生の頃に読んだ源義経の伝記漫画がきっかけで、中学に上がってからは吉川新平家を読んでいたりしたのです。いよいよ義経最期の地、そして奥州藤原氏が築いた栄耀の跡地に行きます。 仙台から平泉までの交通手段は、在来線、高速バス、新幹線と在来線のコンボ…などいろいろありますが、一関→平泉の電車の本数がめっさ少ないのが難点…。 所要時間と費用、乗り継ぎに要する時間、平泉での滞在時間などを勘案して、東北本線で平泉まで行くことにしました。のんびり電車旅しました。 ●伽羅之御所跡 仙台を出て2時間少しで平泉駅に到着。オフシーズンの平日だったので、主要観光地を回る循環バスもないようで、レンタル自転車を使う観光客も多いようですが、自分はその金もケチって…いや、芭蕉に倣って(コラ)徒歩で回ります。 『奥の細道』の芭蕉のコースをなぞって目的地を設定。「秀衡が跡は田野になりて…」とある「秀衡が跡」にまず行きます。 「秀衡が跡」の指す地としては、まず秀衡の居館・伽羅の御所が挙げられるようです。 駅を出てすぐの道を北上していくと、わりとすぐにこちらの案内がでてきます。ぐーぐるまっぷを見ながら歩きます…が、ピンが立っているところに行っても普通の民家の敷地で、それらしきものはなく(汗)… 少し戻った交差点にある伽羅之御所跡についての解説板くらいしか見つからなかった; ●柳之御所跡 すぐ近くに柳之御所跡があります。こちらは『吾妻鏡』にある「平泉館」とされているようで、「秀衡が跡」が指すっぽい地でもあるみたいです。こちらは発掘調査もきっちりされていて、整備されてます。 かーなーり広くて、全部の跡を見て回ることは諦めてしまった; ほんとに広大…。 園池の跡は水も張ってあってきれいでした。これからの時期は柳がどんどん緑を増してきれいになっていきそうです。芭蕉は「秀衡の跡」から金鶏山を望み見たそうですが、金鶏山が分からんかった; ちなみに柳之御所跡の全景。自分は中心建物あたりまでしか見てなかったです。余裕があれば、遺跡の北東方面の道の駅とかガイダンスセンターにも寄ってみたかったな…。 ●無量光院跡 柳之御所のすぐ近くに、秀衡が造営した仏教寺院・無量光院の跡があります。 看板によれば、昨年のシーズン中は窪地に水が張られていたらしい…オフ...

東北④ 榴ヶ岡

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 本塩釜からまた仙石線に乗って仙台方面へ。 ●多賀城スルー(…) 途中の多賀城駅は、沖の石・末の松山という歌枕の最寄り駅。「我が袖は潮干に見えぬ沖の石の…」「契りきな…末の松山波こさじとは」と、百人一首でもおなじみのあの地です。芭蕉も訪問していたと『奥の細道』にありました。 寄ってみようかな…と考えてはいたものの、貧弱貧弱ゥな自分の脚(翌日の訪問地が今回の旅のメインなので、支障が出ると大変困る;)、仙石線の本数がそこまで多くないこと、この後寄りたいところがある…という点を考慮してスルーしてしまいますた(おい)。 なお、東北本線の国府多賀城駅の方は、「壺の碑(つぼのいしぶみ)」にけっこう近いです。「壺の碑」は有名な歌枕であり、芭蕉もこれに感動して落涙したと『奥の細道』にあります。 ●榴岡天満宮 仙台の一つ手前の駅、榴(つつじ)ヶ岡駅で下車します。近くにある榴岡天満宮は、『奥の細道』に「薬師堂、天神の御社など拝みて…」とある「天神」に当たるそうです。 住宅地の中に鎮座しています。 手水舎があひるまみれでかわよい☺ そして本殿の写真を撮り忘れる失態(汗)。参拝した後は御朱印をいただきます。御朱印を預けると… こんな感じの札を預かります(他の寺社で預かる番号札と同じ役割のソレ)。オサレだ…! 「鬼灯の札でお待ちの方…」などと呼んでいただけます。オサレ。御朱印は見開きでいただけます。御朱印もオサレなので、御朱印帳をお持ちの方は是非。 天満宮ということで、梅の花も大変きれいで和みます。しかし、写真を撮ってたら境内を車が通過してびっくりしました(通路として使われている様子)。あと何故かLUUPが境内にありました。田舎っぺなので初めて現物を見ました。 『奥の細道』で芭蕉が訪れていたもう一つの場所・薬師堂は、仙台駅から地下鉄に乗り換えて訪問することができます…が、時刻が夕方近くだったこともあり、こちらは行かずじまいでした。電車に乗るより歩いた方が早かったので、歩いて花京院(地名)のホテルに戻りました。…結局だいぶ歩いてるなあ; 翌日は、今回の旅のメイン、平泉に行きます!!!!!

東北③ 塩釜

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 松島海岸から本塩釜駅へ。仙石線は「〇塩釜駅」が三つあって、降りる駅を迷ってしまう(汗)。芭蕉は塩釜→松島の順でしたが、自分は塩釜でランチを食べたかったので松島→塩釜です(芭蕉<ランチか)。 ●鹽竈神社・志波彦神社 塩釜に来た一番の目的は、陸奥国一の宮である鹽竈神社参拝のためです。駅から歩いて行きます。 表参道もありますが、こちらの裏手(?)の鳥居から入ります。緩い(でもないかも)坂道や階段をだらだら上がっていきます。 鹽竈神社の本殿です。鹿島香取でおなじみ(?)のタケミカヅチとフツヌシが祭神です。別宮の方には塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)が祭られているそうです。 社殿の左右に、あまり見かけないタイプの金属製の灯篭があるのですが… 「神前に古き宝灯あり。かねのとびらのおもてに『文治三年和泉三郎寄進』とあり。五百年来のおもかげ、今目の前にうかびて、そぞろに珍し」と『奥の細道』に出てくる「宝灯」がこれのようです。「和泉三郎」は藤原秀衡の子で、父の遺命を守って義経に従い討死したとのこと。芭蕉も「勇義忠孝の士」と称えています。芭蕉が目にしたものを自分も見てるのかーと思うと、なんかすごい…(語彙力)と思えます。 参拝の前に御朱印帳を社務所にお渡ししたのですが、そこにいた観光客のマダムにかばんの色を唐突に褒められましたありがとうございます(笑/ピーコックグリーンのかばんなのです)。御朱印は、隣接する志波彦(しわひこ)神社のものと一緒に、二社分見開きでいただけます。 志波彦神社参拝の後、あまりに寒く(6度くらいだった?)風も強かったため、寒さに耐えられず神社近場のお茶所で甘酒をいただきました。ピンク色で桜の塩漬けも入ってていろいろほっこりしました。 帰りは表参道から。 階段すごすぎ…膝に地雷をかかえており、昨日今日とだいぶ歩いているため、途中で膝が痛くてたまらんかったです(涙)。『奥の細道』にも「石のきざはし九仞に重なり…」とありますが、まさにそんな感じ。 ●本塩釜駅前で海鮮 1時半くらいに、予め目星をつけておいた駅前のまぐろ料理のお店に入ります。この時間だけど満席で、少し待ちました。海なし県民なので、新鮮な海鮮はどうしても食べておきたかったのです(>_<)。 ということで、まぐろ赤身の漬け丼をいただきました。1000円以内で食べられるなんて最高すぎる…筋も...

東北② 松島

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 2日目です。普通に観光します。旅行の前、東北に行ったらどこを見ようかなーと迷って何となく『奥の細道』を読んで、芭蕉が行ったところを追っかけてみても面白いかも…などと思いつき、2・3日目は芭蕉が訪ねたところを見ていく計画です。 ●瑞巌寺 仙石線で松島海岸駅に出て、芭蕉も詣でた瑞巌寺まで歩いていきます。 ↑国宝の庫裡です。庫裏から中に入り、本堂(国宝)も回れます(堂内撮影不可のため写真なし)。襖絵、梁の彫刻などが圧巻なのです。床は歩くとキュッキュと音がして、これがまたよい。静謐なお寺の雰囲気ってええのう…。 ↓中門(重文)から見た本堂。庭の白砂、向かって右の紅梅、左の白梅も素敵…。 庫裡を出てすぐのトイレは板張りでめっさキレイです。震災の後に伐採するしかなかった境内の木材を使ってる…というような説明が個室に貼ってありました。宝物館(青龍殿)も見て回るとよいです。ここで瑞巌寺の絵葉書を買いました。 ●雄島 百人一首の「見せばやな雄島のあまの袖だにも…」のあの雄島であり、芭蕉が塩釜から船で辿り着いた雄島です。人は少なめですが、とってもよかった…! まさに絶景だぁ…。 朱塗りの渡月橋を渡って雄島に上陸できます。雄島から眺める松島の景色もまた佳い…。 島には芭蕉関連の碑や、ここに住んでいた僧たちにまつわる史跡もあります。島の南端の頼賢の碑(重文)とかが有名なのかな…。 雄島の出入り口あたりに浜焼きのお店があり、小腹が空いていたのでこちらでイカ焼きをいただきます。こちらの店主さんと奥さん(?)のキャラがめっさ和みます。 できたてほやほやで肉厚でうんまいです。醤油で味付けしてありますがマヨをつけてもうんまいです。海なし県民なのでこういうのにめっさ惹かれます。…バカ舌なので気の利いたことが言えず申し訳ない; こちらのお店、車通りが少ないところにあるので… うんまいのを狙うすずめが群れててかわよかったです。癒されタイムでした。